全てがエガモルフォの翅で作られています。どうやら、あまり飾られないなかったようで、日焼けによる劣化がありません。痛みがあります。恐らく重いものが乗ったのかと思います。ガラスは大丈夫です。アンティークと思えば、これもこれで美しいです。いつものより良い技術力だと思ったら、日本製でした。もちろん、ブラジルでも手作業ですが、これはブラジル製より、丁寧に仕上げられてます。 額 56 44 作品 28.5 38.5 蝶の翅は日焼けして、翅が劣化していきます。薄くなり、モルフォ蝶の羽根の場合は最終的に白くなります。 エガモルフォという蝶はブラジルでは一番採れたモルフォ蝶でよく工芸に使われ、お見上げ屋によく並ばれてましたが、今現在、ブラジルでは森林開拓が進みこういったものは無くなりました。 モルフォ蝶は開拓により数が減る一方で、一部の場所は保全によって保たれています。また、ブリーダーによって飼育されているものもあります。残念ながら、中国で人気のようで、全く新しい標本が入荷されません。今のモルフォ蝶の価格高騰はこういったものが理由だと思います。知り合いの蝶屋に教えてもらいました。