アルニコマグネット3にフォームヴァーワイヤーを、やや多めにワイヤリングいたしました。ヴィンテージPAFの中でも 最も初期に生産されていたモデルをシミュレートいたしました。音抜けが良く、やわらかで耳あたりの良さを持ちつつも張りの有り、ややパワフルな音像です。 お求めやすいP.A.F. のレプリカで、ミッド~ハイが若干持ち上げています。その分、アタックにミッド・レンジの膨らみが感じられ、高域のブライト感も少し前に出てきます。 サステイン具合いは、オリジナルどほぼ同じ程度残り、2倍音が最後まで残る様子です。 力強い印象を与える音像となっています。ローは歪ませてもブーミーにならず、ローポジでシングル・ノートを弾いたとしても輪郭がはっきり立つようになっています。5、6弦でベース・プレイを併用するギタリストには喜ばれるバランスだろう。全体音像は枯れたサウンドです。 軌道に乗りましたら、ピックアップビルダーや、リペアマンになる事を考えていますが、本業でない人間が1人で全て作業している為、丁寧に作業していますが、見る人によってはアメリカンかも知れません。神経質な方は御遠慮くださいませ。コイルはワインディング機を使った巻き方、他は手作業。