こちらは、古いお宅からのお引っ越しの際に出てきた鏡です。 日本では、鏡は古くから神聖な存在として扱われてきました。神話では「八咫鏡（やたのかがみ）」が天照大神の依代として登場し、平安時代には邪気を払う力を持つと信じられ、厄除けや護符としても使われました。 更に人々の心の奥底や異界を映し出すものとされ、良い運気を呼び込む道具ともされています。 この鏡は模様がきれいだったために、新居で飾っていたところ、位置が少しずれていたり物音がしたりと不思議な現象が続いたそうですが、ふとした拍子に合わせ鏡になってしまった時に人影が見えたとのことで私共の元へお持ちになりました。 我が家へ来てからは、ラップ音や気配などを感じていたものの姿を見ることもなかったのですが、しばらくして小さな女の子の姿をお見かけし、やっぱりなと思いました。 見かけたのは4歳ほどの、小さな子でパタパタと走る後ろ姿でしたが、間違いなく座敷わらし様でした。 まだまだ幼く、さみしがり屋のようですので、たくさん話しかけて大切にしてくださる方、一緒に成長してくださる心つもりがある方に、是非お迎えいただきたいです。 お迎えいただいた際には、必ず綺麗に磨いて鏡面を曇りなく保ってください。 大事にしていただき、座敷わらし様の成長と共に運気もぐんぐん上がっていくと思います。 金運や所願成就というよりも、家内安全や人としての成長、健康や人間関係の円満などに力を発揮してくださると思います。