管理番号E41　 ニコンFマウントとなっていますがコンタックスCマウントです。選択肢がないためそれを選びました。 とても珍しいレンズが入荷しました。 Nikkor-P.C 10.5cm f/2.5（コンタックスCマウント版）初期型は非常に珍しく、ニコンSマウント版よりも市場に出回ることが少ないため、貴重なアイテムといえます。以下に理由と背景を詳しく解説します。 1953年当時、ニコンはレンジファインダー用レンズを自社のニコンSマウントだけでなく、コンタックスCマウント向けにも製造していました。 しかし、コンタックスのシステム自体が西ドイツのカールツァイスと競合関係にあったため、ニコンがコンタックス用のレンズを供給する機会は限定的でした。そのため、コンタックスCマウント版のNikkorレンズは全体的に生産数が少ないです。 戦後の日本が誇る光学技術の象徴として、世界のプロフェッショナル写真家に信頼されたレンズです。伝説の設計者「岩渕貞哉」による光学設計で、現代のレンズでは味わえない描写をお楽しみいただけます。 Sマウント版との比較: ニコンSマウント版はニコンの自社カメラ（ニコンSシリーズ）向けに広く販売され、生産量が多かったため、現在でも比較的多く見られます。 一方、コンタックス版はマーケットが限定されていたため、生産数が少なく、結果として流通量も少なくなっています。 そして極めつけが初期型であるという事。後期型よりはるかに価値が高いということです。 シリアルナンバー800000台というのは初期型であり特に「赤い 'C'」がコーティングを示しており、初期モデルなのです。 結論としてNikkor-P.C 10.5cm f/2.5のコンタックスCマウント版は、間違いなくニコンSマウント版よりも希少性が高くコンタックスCマウント版のNikkorレンズは、特に欧米のヴィンテージカメラ愛好家やコレクターの間で評価が高いです。 コレクターの方にはたまらない一品であること間違いありません。 気になる状態ですがとても良い状態です。 カビや曇りは確認できませんでした。 少し小傷はあるものの特に問題ないと判断します。 少し絞り羽根に油染みありますが開閉に全く問題ありません 外観は小傷あると思います。写真を見てください。 動作確認済みです。問題ありません。