全長約35cmの特大サイズの立派な法螺貝です。 最終層にかけてこれ以上無い程に大きく丸々と膨れた殻の形状に非常に迫力のある極太の法螺貝です。 非常に肉厚重厚な法螺貝で、重量は約1.4kgもあり、手に持つとズッシリとした重みを感じます。 殻の頂上部分が侵食により短くなっているため全長約35cmとなっていますが、侵食が無く殻の頂上部分が存在したと仮定した場合は、約38cmを越える全長を持っていたであろう事は間違いありません。 肉厚重厚な殻と、この法螺貝を手にして感じる非常に高い剛性感により、薄い法螺貝に対してはかなり高い共振周波数を持つと推定され、この法螺貝を笛に加工した場合は雑味のないクリアな音質の笛となることが期待されます。 また殻表および殻口部の艶感は良好、極太な殻形状と重量感も兼ね備えた、コンディションに優れた素晴らしい法螺貝です。 貝標本としてのコレクションや、笛口を付けて楽器への加工などにいかがでしょうか。