旧東ドイツ製の、ルーラ社の手巻き時計です。 実用品というより骨董品とお考え下さい。 付属品はありません。 本体は裏面まで全てプラスチック製ですが、割れ等はありません。 文字盤にMADE IN GDR（東独製）の表記があります。 ベゼルは回転し、ワールドタイムになっています。 頂点はベルリンで、東京はドイツらしくTOKIOと表記されています。 裏面には「防水・耐磁・熱帯対応」との英語表記がありますが、極めて古いものゆえ、表記通りの性能はないものと思われます。 古い機械ゆえ破損がこわいので、本気でゼンマイを巻き上げて稼働させたことはなく、時計としての精度は分かりません。 軽く竜頭を巻けばすぐ秒針が動き始めることは確認できています。 革ベルトがついていますが、大変古いので裏面バックスキンの一部劣化とベルト全体の硬化がみられます。 また、文字盤と風防に経年ゆえの汚れがみられます。 本体（ケース）概寸 タテ45mm、 ヨコ40mm（リューズ除く）、 厚み15mm、 ラグ幅20mm これまで大切に保管して、腕への装着は一度もせず、たまに眺めていました。 喜んで頂ける方にお譲りできたら幸いです。