ウサギと野山の植物が刺繍された名古屋帯です。 雪解けの後にわらびなどが芽吹き伸びていく季節を描いているように思われます。 青みがかったベージュに銀糸や金糸、アイボリーの糸で絵柄が織り出されています。 アンティークと思われます。 アンティークとしてはとても状態がよく、これといった大きな瑕疵はありませんが、全体的なくすみ感と金属糸の経年劣化などは多少あります。 また半幅部の折り目側に糸がなくなっている箇所があります（写真9枚目）。 手先の端に近い場所に数点のシミがあります（着用時には見えません）。 厚みがあり重いです。 じっくりと時代を経た風格がありますので、そういった品物がお好きな方にお譲りできれば幸いです。 また、アンティーク帯の悩ましい点である短さについても充分にご考慮の上で購入をご検討ください。 ※短い帯の締め方の解説がYouTubeにありましたので是非… 信頼できる悉皆屋さんで丸洗いしてもらってから一度も着用していない状態なので、さっぱりとお召しいただけます。 【長さ】 半幅　228cm お太鼓　110cm