リニアフェイズ……昔、テクニクスが言い出した言葉だけど今じゃ死語だったっけ？ ウーハーとツィーターの位相を整えるためツィーターの振動板位置を下げてます と、解説すればもっともらしいのですが 製作者の駄耳ではツライチだろうが10㎝下がっていようが全然わからない じゃ、なぜこうしてる？ クラフトフェアで手に入れたせっかくの良質な集成材を使ってるんだからそれを見せたい！ からであります 出来る事ならウーハーの穴も開けたく無かったのですがそれじゃスピーカーにならないんで 板厚21㎜ 非常に目の詰まった良い板でした 長い前置き ツィーター部込みでのサイズ　縦405 横180 奥270 各㎜ フロントバッフルのみ集成材、他は12㎜MDFで構成 フロントがクリアニス、MDFはオールナット塗装仕上げ ユニットはDENONのコンポスピーカーSC-ME55から流用 ツィーターは裏にコンデンサー入れてローカットしてあるのでそのまま結線して可 ケーブルのマークがある方を＋端子に接続、これでツィーターは逆相になります 天板にツィーターがあり、どうせ物が乗せられ無い仕様なのでダクトも端子も天板に設置 おかげで裏板はスッキリと綺麗 本品の売りはフロントバッフルと綺麗な裏板ね さて音 一言で言うとアダルトな音 中高域の張り出しが少ないので昨今のデジタルでいじくり回し音源も淑やかに ダクトのfdは50Hzで調整してあるのでポップス系には低すぎるかも 最後に「真夏のカンナ」は 猛暑のサンルームでバッフルのサイドラウンド加工をカンナだけでやってると 汗がポタポタ　ポタポタ　ポタポタ 「真夏にこんなことしてんじゃねえ！」と叫びつつカンナがけ と言う事で真夏のカンナなのです イメージで橋本環奈さん狙いではありません この場合「カンナ〜♩お前の愛の灯はまだ燃えているかい」の甲斐バンドです 尚、オヤジ汗の垂れた自作スピーカーを汚いと思われる方はご購入ご遠慮下さい 注:ツィーター後ろの棚受け金具は両面テープで仮付して撮影しています バッフルが40㎜あるので無くても倒れるわけではありません 2個同封しますので心配な方は木ねじで固定するなりして下さい 確かに倒れるとツィータードーム凹むでしょね