1976年製　前期型のL15です、キズは多く弾き込まれて来たギターですが　その代わりに良く鳴ります　当たり前と言えば当たり前ですが乾燥しきっているので乾いた枯れ枯れのサウンドです　50年位ギターを弾いて来ましたが初めて単板のハカランダギターを手にしたのがこのギターです、やはり合板のハカランダとはかなり違いがあります、合板製が悪いとは全然思わないし良い音がする物も沢山ありますし私自身も所有してます、じゃ何が違うかと言うと　まず音の分離　音がハッキリしている サスティーンも長い　インドローズに比べてもう一段階高い音域で鳴っている感じがします、文字にすると凄く難しいですが　正直同じ様な仕様のインドローズ合板とハカランダ合板を弦も同じ物を張って弾き比べた事がありますが多少の違いはありましたがオッ！と言う感じの違いはありませんでした、個体差の領域な感じ でも単板同士だとサウンドが全然違います、　気にいって弾いて来ましたが終活の為出品しました、 ネックはストレート、フレットはリフレットしてからそれほど弾いて無いので少なく見積もっても9割は残ってます、ナット幅は44ミリでオイル漬け牛骨で制作してもらいました、弦高は12Fと6弦で2.3ミリ、1弦で1.9ミリ位です、サイドには経年で当時材を選別した人の指紋が浮かび上がってます。